テーマを入れるだけで業務フロー完成!?"会社設立の流れ"を自動生成してみた話
業務フロー作成の新常識
「業務フローを可視化したいけど、内容を 1 つずつ書くのが面倒で…」
そんな相談、クライアントから本当によくいただきます。
確かに、フロー図を手作業で作るのはなかなか骨が折れる作業です。業務の流れを思い出しながら細かく分解し、それをパワポやチャートツールに落とし込む…忙しい現場で、そこまでの時間と手間をかける余裕はなかなかありません。
ところが最近、そんな常識を一変させるツールに出会いました。
その名も、「フロー図作成」。
テーマ入力だけで自動生成される驚き
このツールのすごいところは、"業務内容を細かく書かなくても"、テーマさえあればそれっぽい業務フローを一発で生成してくれることです。
たとえば、入力欄にただこう書くだけ:
「会社設立までの流れ」
…それだけで、自動的に以下のようなフローが生成されます:
- 会社形態の決定(株式会社・合同会社など)
- 商号・事業目的の決定
- 定款の作成
- 公証人役場で定款認証
- 資本金の払込
- 登記書類の準備
- 法務局へ登記申請
- 設立完了・登記簿謄本取得
- 税務署・年金事務所・都道府県等へ届出
「え、そんなに書いてないのにここまで出してくれるの?」という驚きが、最初にこのツールを使った時の正直な感想です。
AI が持つ業務知識の活用
これは、既存の業務知識やパターンをもとに、AI が"ありそうな業務の流れ"を想定して出力してくれているから。業務の大枠をつかみたい初期フェーズや、ゼロからドラフトを作るときに抜群の威力を発揮します。
実際に、あるスタートアップの立ち上げ支援プロジェクトでは、このツールで生成した「会社設立までの流れ」のフローをベースに、必要な ToDo リストや担当タスクを整理。経営陣も「一気にやるべきことが明確になった」と高く評価していました。
私たちコンサルの立場でも、最初にヒアリングする際の"たたき台"としてこのツールは非常に有効です。なぜなら、業務内容がまだ曖昧でも、「○○ の流れをざっくり見せて」と言えば、即座にベースのフローチャートができあがるから。そこから修正・追加していくだけで、スピーディに整理が進みます。
業務フロー作成の新時代へ
「中身がまだ定まっていないから、マニュアルや業務フローは後回し」──
そんな時代はもう終わりです。
今や、「テーマさえ決まれば、業務フローは AI が先に書いてくれる」。
しかも、見栄えまできれいで、共有もしやすい。
もしあなたが、企画・立ち上げ・教育・説明資料のどこかで詰まっているなら、
この"フロー図作成"、試さない手はありません。
まずは「○○ の流れ」と一言入れてみてください。
その一文から、想像以上のスピードと整理力が動き出します。
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