AIが作った「顧客満足度を上げるフロー」が面白すぎた件──現場がザワついた10分間
ある日の午後、チームで雑談していたとき、ふと思いつきで
「顧客満足度を上げるフロー」って、フロー図作成に入れたらどうなるんだろう?
と試してみたんです。
普段は「決算処理の流れ」や「契約書管理の手順」など、わりとカッチリしたテーマで使っていたこのツール。
でも今回は完全にノリです。
さて、AI が出してきた"理想の顧客満足フロー"がこちら
- 顧客の声を収集する(アンケート、SNS、レビューなど)
- ネガティブフィードバックを分析する
- 社内で改善案を検討する会議を開催
- 改善施策を実行(スピーディに)
- 顧客に「改善しました」と報告する
- 定期的に再フィードバックを受ける
- 満足度スコアを確認して次のアクションへ
……なんか、めちゃくちゃ正しい。
正論すぎてぐうの音も出ません。
でも、チーム内ではざわつきが起こりました。
「え、ウチって今これ、1 個もやってないよね…?」 「"改善しました"って誰が連絡してるんだっけ?え、誰も?」 「そもそも"顧客の声を集める"って…あ、最近アンケート止まってたかも」
たった 1 フレーズから"理想"を出してくる AI、そして露呈する"現実"
このツール、すごいのは
たった一言のテーマから、理想的で"なんかありそう"な業務フローを描いてくれること。
でも逆に、それを見て自分たちの現状と比較すると、
「やってるつもりだけど、やってないこと」 「やってたけど、止まってること」
が次々と浮き彫りになります。
つまりこれは、 "業務の理想と現実をあぶり出す AI 診断" とも言えるかもしれません。
あえて"ふわっとしたテーマ"を入れてみよう
今回の実験で感じたのは、
業務フローって、固いテーマじゃなくても発見があるということ。
たとえば:
- 「メンバーのモチベーションを上げるフロー」
- 「問い合わせを"嬉しい"に変えるフロー」
- 「やる気が出ない朝の出社フロー」
こういった、あえて抽象度高めなテーマを入れてみると、AI は真顔で正論を返してきます。
でも、それを見た人間の側には、「現場、そんなに美しくないよ…!」というリアルな気づきと笑いが生まれる。
そしてそこから、「じゃあウチはどうしようか?」という、前向きな会話につながる。
結論:AI が出す理想は、"会話のきっかけ"になる
AI が正しいのは分かってる。
でも、その正しさと自分たちの差分に気づけるからこそ意味がある。
次のミーティング、雑談タイム、1on1。
ネタに困ったら、ふわっとしたお題で AI にフローチャートを出してもらうの、けっこうおすすめです。
笑って、ちょっと凹んで、最後には
「じゃあ、ひとつでもやってみようか」ってなるかもしれません。
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