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AIが作った「顧客満足度を上げるフロー」が面白すぎた件──現場がザワついた10分間

2025年08月01日
AIが作った「顧客満足度を上げるフロー」が面白すぎた件──現場がザワついた10分間
フローチャート顧客満足度AI業務改善

ある日の午後、チームで雑談していたとき、ふと思いつきで

「顧客満足度を上げるフロー」って、フロー図作成に入れたらどうなるんだろう?

と試してみたんです。

普段は「決算処理の流れ」や「契約書管理の手順」など、わりとカッチリしたテーマで使っていたこのツール。

でも今回は完全にノリです。

さて、AI が出してきた"理想の顧客満足フロー"がこちら

  • 顧客の声を収集する(アンケート、SNS、レビューなど)
  • ネガティブフィードバックを分析する
  • 社内で改善案を検討する会議を開催
  • 改善施策を実行(スピーディに)
  • 顧客に「改善しました」と報告する
  • 定期的に再フィードバックを受ける
  • 満足度スコアを確認して次のアクションへ

……なんか、めちゃくちゃ正しい。

正論すぎてぐうの音も出ません。

でも、チーム内ではざわつきが起こりました。

「え、ウチって今これ、1 個もやってないよね…?」 「"改善しました"って誰が連絡してるんだっけ?え、誰も?」 「そもそも"顧客の声を集める"って…あ、最近アンケート止まってたかも」

たった 1 フレーズから"理想"を出してくる AI、そして露呈する"現実"

このツール、すごいのは

たった一言のテーマから、理想的で"なんかありそう"な業務フローを描いてくれること。

でも逆に、それを見て自分たちの現状と比較すると、

「やってるつもりだけど、やってないこと」 「やってたけど、止まってること」

が次々と浮き彫りになります。

つまりこれは、 "業務の理想と現実をあぶり出す AI 診断" とも言えるかもしれません。

あえて"ふわっとしたテーマ"を入れてみよう

今回の実験で感じたのは、

業務フローって、固いテーマじゃなくても発見があるということ。

たとえば:

  • 「メンバーのモチベーションを上げるフロー」
  • 「問い合わせを"嬉しい"に変えるフロー」
  • 「やる気が出ない朝の出社フロー」

こういった、あえて抽象度高めなテーマを入れてみると、AI は真顔で正論を返してきます。

でも、それを見た人間の側には、「現場、そんなに美しくないよ…!」というリアルな気づきと笑いが生まれる。

そしてそこから、「じゃあウチはどうしようか?」という、前向きな会話につながる。

結論:AI が出す理想は、"会話のきっかけ"になる

AI が正しいのは分かってる。

でも、その正しさと自分たちの差分に気づけるからこそ意味がある。

次のミーティング、雑談タイム、1on1。

ネタに困ったら、ふわっとしたお題で AI にフローチャートを出してもらうの、けっこうおすすめです。

笑って、ちょっと凹んで、最後には

「じゃあ、ひとつでもやってみようか」ってなるかもしれません。

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